福井、4回6失点KO2軍降格…母校・済美ミラクル星力に変えられず

 「広島4-8巨人」(12日、マツダスタジアム)

 今季3度目の先発マウンドも無残な結果に終わった。福井が巨人打線の餌食になり、4回0/3で7安打を浴びて6失点KO。チームの連勝を6で止めるともに、昨年8月から続いていたチームのマツダスタジアムでの巨人戦連勝も13で止めてしまった。

 「立ち上がりもダメだったし、最後も粘れなかった」。初回、いきなり先頭の重信に二塁打を打たれてピンチを招き、マギーの中犠飛で先制を許すと、二回には陽岱鋼に右翼スタンドへ一発を運ばれた。三、四回は走者を出しながらもなんとか無得点に抑えたが、五回に無死から4連打を浴びてベンチの我慢も限界に達した。

 これで今季は3戦3敗。防御率は8・40まで跳ね上がった。試合後は再び2軍調整を命じられ、「また下で頑張ってきます」と言葉少なに帰りのタクシーに乗り込んだ。昨年4月26日の巨人戦以来、約1年4カ月、勝ち星から遠ざかっている。

 この日は甲子園で母校の済美(愛媛)が劇的なサヨナラ逆転勝利を収めたが、後輩たちの活躍に続くことはできなかった。ドラ1で入団して8年目。かつてエース候補と呼ばれた右腕の試練が続く。

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