丸、自己新24号V弾! 2戦連発!!「イメージした以上に飛んだ」

 「DeNA2-4広島」(4日、横浜スタジアム)

 ハマ風にも乗って、打球が右翼席へと伸びて行った。両手に残る感触を確かめながら、丸は驚いていた。

 「コンパクトにスイングできました。詰まっていたのでどうなるかと思った。イメージした以上に飛んだので正直、ビックリした」

 一回1死一塁。1-2から京山の144キロストレートをたたいて先制の24号2ラン。昨年の23本を上回る自己最多を更新した。今季3度目の2試合連発。8月に入って早くも3本と量産している。

 4月28日の阪神戦で右足太もも裏を負傷して翌29日に出場選手登録を抹消された。復帰したのは5月30日、マツダの西武戦だった。6月1日には千葉経大付時代にプレーした思い出の球場であるZOZOマリンでのロッテ戦で、打点付きの猛打賞をマーク。故郷での活躍はいい刺激になった。

 以来、1カ月のハンディをものともせずに打力を上げている。東出、迎の両打撃コーチからアドバイスをもらい「自分の感覚もそうですが、外から見た状態を見てもらっている。2人には感謝です」とほほ笑んだ。

 今季92試合を消化した時点で24本。残り試合を考えても30本超えは確実、いやどこまで増やすか。「自分のポイントで呼び込む確率が増えている」と分析した丸。上気した顔をハマ風が優しくなでた。

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