鈴木、三塁打残してのサイクル安打リーチから二塁打&本塁打 5安打7打点
「ヤクルト-広島」(1日、神宮球場)
広島・鈴木誠也外野手が第3打席まで本塁打、二塁打、単打を放ち、史上68人目(73回目)のサイクル安打に三塁打を残して王手。そこから二塁打、本塁打と長打2本を放ち、5打数5安打7打点とバットが止まらない。
今季、ソフトバンク・柳田、ヤクルト・山田哲、DeNA・桑原に続く偉業達成なるか、注目された鈴木だが、七回の打席はヤクルトの4番手左腕の中沢からバックスクリーンへの16号2ラン。“サイクル超え”の一発に広島ファンも驚きの声を上げた。
初回1死一、三塁で先発ブキャナンから左越えに先制の15号3ランを放つと、二回には2死走者なしから中前への飛球がポトリと落ちるラッキーな安打が二塁打となった。さらに三回には2死走者なしで、2番手・星から右前にはじき返した。
五回の第4打席は2死一、二塁で3番手・風張から右線への二塁打を放ち、2者が生還。そして七回の打席では三塁打を超える本塁打。試合は七回を終えて13-1とリードしているが、残る2イニング、まだチャンスはある。
広島ではロサリオが2014年9月2日・巨人戦で達成。また、広島の日本選手では1999年4月24日・中日戦で金本知憲が4打席連続安打(二塁打、本塁打、三塁打、単打)でサイクル安打を達成している。
