ドラ1中村奨2・19実戦デビュー目指す まずはキャッチング

 広島は30日、広島県廿日市市の大野練習場で行っていた合同自主トレを打ち上げた。ドラフト1位の中村奨成捕手(18)=広陵=は7~13日の新人自主トレを含む約3週間のトレーニングで、春季キャンプに向けた準備を整えた。2軍スタートで捕手としての基本を身に付けながら、2月19日に予定される2軍初の対外試合となるパナソニック戦(天福)の出場を目指す。

 最後のメニューはフリー打撃だった。打撃投手を相手に、中村奨は力強いスイングで打球を防球ネットに突き刺した。約3週間に及んだ合同自主トレがこの日で終了。初めて臨む2月1日からの春季キャンプに向けて準備は整った。

 「(体の状態は)良い方だと思います。食欲が半端ないんです。量ってはいないけど、ちょっと(体が)重くなったかな」。初めての環境に素早く適応し、課題とする体重アップを実現。充実感をにじませながら言葉を紡いだ。

 じっくり育てるというチーム方針から、2軍でスタートする。まず取り組むのは基本を身に付けること。19日のスタッフミーティング後、倉2軍バッテリーコーチは「捕る方をやっていきたい」と育成プランについて言及した。ミットの出し方や、ワンバウンド捕球時の腰の落とし方など。プロの投手の球を確実に止める技術を、徹底的に反復練習していく。

 「捕れるようになれば(試合に)出していこうと思う」と同コーチが話すように、当面の目標は2月19日に予定されている今年2軍初の対外試合となるパナソニックとの練習試合。中村奨は「もちろん出たいです」と即答。実戦からしか得られない経験がある。それまでの18日間でキャッチングの基礎を固め、2・19の実戦デビューを目指す。

 3週間の合同自主トレ中にはブルペンで球を受けた。「構えたとこに正確に来る」。球質の違いにも驚きながら、最も感じたのは投手の意識の高さだったという。「いろいろと聞いてくる。(これからは)自分から『どうです?』と言えるくらいにならないといけない」。投手の成長を手助けするのも捕手の役割の一つ。積極的にコミュニケーションを図りながら信頼関係を築いていく。

 「楽しみです。練習はきついと思うけど、技術的に今よりも高めていかないといけない。寒いのでケガに気をつけてやっていきたい」。前を見据えて力を込めた。がむしゃらに白球を追いかける。広島で生まれ、広島で育った男が、いよいよカープでの第一歩を踏み出す。

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