ジョンソン健康維持でエース復権誓う カープが4助っ人と来季契約更新

 広島は27日、外国人4選手と来季の契約を更新したと発表した。3年契約の2年目となるクリス・ジョンソン投手(33)は年俸300万ドル(約3億4000万円)。2年契約の2年目となるブラッド・エルドレッド内野手(37)は年俸100万ドル(約1億1300万円)。サビエル・バティスタ内野手(25)は年俸17万5510ドル(約2000万円)、アレハンドロ・メヒア内野手(24)は年俸10万ドル(約1150万円)で更新。4選手はそれぞれ複数年契約を結んでおり、プラス出来高で契約した。

 海の向こうからうれしい知らせが届いた。複数年契約を結ぶ4人の助っ人が来季の契約を更新。エース復権を目指すジョンソンは、「カープでの4年目のシーズンを楽しみにしています。来シーズンは健康な状態を維持し、再びチームを優勝に導きたいです」とコメント。優勝請負人として使命感を燃やした。

 来日1年目の15年は14勝、2年目の16年は15勝を挙げ、沢村賞に輝いた。だが、2年連続開幕投手を任された今季はケガに泣いた。開幕直後に咽頭炎を発症。夏場には左太ももを痛めるなど、離脱を繰り返し、わずか13試合で6勝3敗、防御率4・01。不完全燃焼の1年に終わった。

 同じ過ちは繰り返せない。このオフは健康維持をテーマに掲げ、コンディション管理を徹底。「いいスタートを切れるように、現在はキャンプに備え、トレーニングを頑張っています」と続けた。

 3年連続開幕投手となれば、阪神・メッセンジャー、南海・スタンカに続いて、外国人史上3人目の快挙だ。メッセージの最後は「カープファンの皆さん、いつも熱い応援ありがとうございます」と感謝の言葉で締めくくった。リーグ3連覇へジョンソンの復活は絶対条件。真の復活を遂げ、リーグ3連覇、日本一へと導く。

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