緒方監督、大一番前にも冷静「普段通りやるだけ」
広島は17日、マツダスタジアムで18日から始まるCSファイナルSに向けて最後の全体練習を行った。大一番を翌日に控えても緒方孝市監督(48)は冷静沈着だった。
いつもと変わらず、はつらつと練習に取り組むナインの動きに目を配った。「やることはやってきた。普段通りの野球をやるだけ」。短い言葉に思いを込めた。
リーグ連覇を決め、10月1日にレギュラーシーズンの全日程を終えた。約2週間の調整期間では社会人チームと3試合の練習試合。選手はコンディションを整え、気持ちのリフレッシュも終えた。準備は万全だ。
3位・DeNAは2位・阪神との激闘を制し、広島に乗り込んで来る。勢いがあるだけに「厳しいファーストステージを勝ち上がってきたチームだからね」と手綱を締めた。それでも戦い方に変化はない。ナインを信じてタクトを振る。