高橋樹 DeNA主力!筒香&ロペス&宮崎斬り 再昇格後初登板で1回ピシャリ

 「DeNA5-2広島」(11日、マツダスタジアム)

 確かな成長を示した。ビハインドの展開とはいえ、DeNAの主力打者を3人斬り。今季2度目の1軍昇格で1回を無安打無失点。広島・高橋樹は「腕を振って投げることだけを考えた。抑えられるか抑えられないかで(今後が)大きく違う。自信になる」と汗をぬぐった。

 2-5の九回に出番が来た。最初に対峙(たいじ)したのは筒香。フルカウントとなるが、最後は147キロ直球で遊ゴロに仕留めた。プロ初登板した4月30日・DeNA戦(横浜)も最初の相手は背番号「25」だった。長距離砲に気後れすることなく投げ込み、2打席連続で打ち取った。

 鈴木と打点王を争うロペスは左飛。3安打していた宮崎も直球で左飛に打ち取った。「しっかりと真っすぐを投げ切ることができた」と大きく息を吐いた。

 5月19日に出場選手登録を抹消された。ウエスタン・リーグでは1軍での経験や反省を力に、配球面にこだわって取り組んできた。100キロ台のカーブをより生かすことができれば、打ち取る確率は高まると考えたからだ。

 この日は全18球中、カーブはわずか3球。「力が入ってうまく投げられなかった。反省して次の登板に臨みたい」と前を向いた。目の前の登板に全力を尽くすだけ。さらなる成長へ、貴重な1軍経験を無駄にはしない。

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