鯉打線ひと休み 5・7以来の完封負け…広輔「こういう日もある」

 「広島0-3巨人」(4日、マツダスタジアム)

 台風一過の広島に、ため息が漏れた。リーグトップの打率を誇る鯉打線が沈黙。得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。田口、マシソン、カミネロの巨人投手陣に完封リレーされた。

 初回からチャンスは作った。先頭の田中が右中間への二塁打で出塁し、菊池が犠打でつなぎ1死三塁。「最悪前に転がさないといけない場面だった」と、迎えた丸が空振り三振。続く鈴木も投直に倒れて得点を奪えなかった。

 六回には連打で無死一、三塁の絶好機。菊池の三ゴロで三走・天谷がスタートを切ったが、本塁刺殺。河田外野守備走塁コーチは「ゴロは全部ゴーだけど、挟まれないといけない。1死二、三塁が作れた。ランダウンプレーで粘ってほしかった」と課題を口にした。結局、1死一、二塁から丸の投直で併殺となり無得点に終わった。

 先発・田口に7回4安打に封じ込まれ、緒方監督は「(好機を)生かせないような投球をされた」とお手上げの様子。唯一マルチ安打をマークした田中は「こういう日もある。また、あした切り替えて頑張ります」と次戦に目を向けた。

 5日の相手先発は菅野。右腕には4月25日に完封されているが「1点1点、何とか相手投手から取れれば。自分たちの攻撃をしたい」と指揮官。強力打線が2日連続で抑えられるわけにはいかない。

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