薮田7勝!ハーラートップタイ 暑い夏もアツい新婚パワーで乗り切る

 「広島8-1中日」(1日、マツダスタジアム)

 額に流れる大粒の汗をぬぐいながら、マウンドで躍動した。味方打線の援護にも恵まれた広島・薮田和樹投手(24)が、6回を6安打1失点と粘投。自身5連勝で同僚の岡田らと並ぶハーラートップの7勝目を挙げた。

 「野手の方が大量点を取ってくれるので、投げやすい。(最多勝を)目指せる位置にいるので、岡田と競えるように頑張りたい」と切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

 初回から安定感抜群だった。最速153キロの直球とカーブやシュートなど、変化球をバランスよく使い分け、竜打線に的を絞らせなかった。

 唯一の失点は六回。2死から四球と二塁打で二、三塁のピンチを招くと、福田に二遊間へ強い当たりを返された。遊撃・田中がダイビングキャッチしたが、間に合わず内野安打。その間に1点を失った。

 「最後の失点はもったいなかった。福田さんの時にもう少し冷静になって、変化球を交えながら投げればよかった」と反省を忘れなかった。

 この日、広島市内の最高気温は31度。試合中には約2リットルの水分補給とプロテインで対策。今後は「さっぱり系の物を注文しようと思います。豚しゃぶとかが好きなので」と食事も改善していく方向。5月に入籍したモデルの妻・karunaさん(26)と二人三脚で夏場を乗り越える。

 シーズンはまだ70試合を残す。「継続していかないといけないので、気を抜かず頑張ります」。チームを首位独走態勢に導くべく、全力で右腕を振る。

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