緒方監督、首位攻防戦も戦い方は不変 阪神3連戦で23日からリーグ戦再開

 広島・緒方孝市監督(48)が19日、リーグ戦が再開する23日からの阪神3連戦(マツダ)へ向けて、交流戦での戦いを継続する考えを示した。3ゲーム差で2位につける阪神との首位攻防戦だが、自然体を強調した。

 チーム力の底上げに手応えがある。「周りはそうやって(直接対決と)言うかもしれないけど、相手で戦いを変えるわけではない。これまで通り変わりなく、自分たちの野球をしっかりやっていく」と言葉に力を込めた。

 交流戦は球団初の最高勝率を逃したが、12勝6敗、勝率・667は過去最高の成績。打線は丸を筆頭に活発で、育成選手から支配下登録されたバティスタも起爆剤となった。投手陣では体調不良で長期離脱していたエースのジョンソンが復帰。先発に再転向した薮田が3戦3勝をマークするなど、先発陣は厚みを増した。

 19日は完全休養日。20日から3日間、全体練習が行われる。指揮官は「休むこととコンディションを整えることをしっかりやって、リーグ戦に備えていきたい」と話した。リーグ連覇へ、勝つためのタクトを振るう。

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