中崎、復帰へ向け治療開始 病院で診察受ける
右側腹部の違和感で出場選手登録を抹消されている広島の中崎翔太投手(24)が11日、復帰に向けて3軍で治療を開始。午前中は大野練習場の施設内でアイシングや電気治療などを行い、午後から広島市内の病院へ行き診察を受けた。
休日を返上しマツダスタジアムで練習を行った10日の朝に右側腹部に違和感を覚えた。状態を確認するために、畝投手コーチとキャッチボールし、約60メートルの距離で遠投。「違和感があり、全力で投げれなかった」と説明。長期離脱に至る前に、大事を取った。
春季キャンプ中盤の2月18日にインフルエンザを発症。3月3日の1軍合流後も状態は上がらず、同16日のオープン戦・楽天戦(静岡)が実戦初登板と出遅れた。今季は、ここまで5試合に登板し、1勝1セーブ、防御率3・18だった。
守護神の離脱はチームとして大きな痛手だが、代役は8日のヤクルト戦(マツダ)で来日初セーブを挙げたジャクソンか今村のどちらかが担う見込み。また、新たにヘーゲンズが出場選手登録された。