野村、最多勝モード継続中 ハイペース調整、3人の侍斬り

 「広島春季キャンプ」(16日、日南)

 広島・野村祐輔投手(27)が16日、天福球場で今キャンプ初のシート打撃に登板。WBC日本代表の田中、菊池、鈴木と対戦した。すべてカウント1-1からの設定で3人の計10打席に対し、29球を投げ安打性の当たりは2本。2年連続最多勝のタイトルへ上々な仕上がりを披露した。真価の問われる6年目。猛アピールで、開幕投手をつかみとる。

 強打者のバットが次々と空を切った。野村のシート打撃初登板。仕上がりの良さをマウンド上で示した。田中、菊池、鈴木の計10打席に対し、安打性の打球は2本。伸びのある直球だけでなく、カーブやスライダーなど4種類の変化球も効果的だった。

 「順調にきています。打者と相対したときにブルペン通り投げられるかどうかをテーマに投げた。空振りだったり、打たれたボールもありましたが、対打者でそれなりにいいボールが投げられた」

 手応えは十分だ。WBCへハイペースで調整する打者3人への計29球は、ボールが8球と大半がストライク。カウント1-1からの設定で、田中、菊池からの2者連続を含む3奪三振と安定した投球を見せた。

 第4クール初日。「今まではブルペンでずっと真っすぐを練習してきたので、対打者での変化球をどれだけ投げられるかも試したかった。直球で空振りも取れていますし、精度もだいぶよくなってきている」。現在の自身の状態を、打者と対峙(たいじ)したときの感覚で量った。

 他球団の007も警戒を強める。中日・井本スコアラーは「昨年からずっといい状態でここまできている。仕上がりは一番いいのではないか。コースにも投げられている。全体的に去年ぐらいやるのでは」と高く評価し、昨季16勝で最多勝に輝いた右腕の今シーズンを予想した。

 開幕投手にも強いこだわりを持つ。昨季務めたジョンソンという高い壁が立ちはだかるが、緒方監督は「自信を持って投げられているので、(3月31日・阪神戦を)意識してやってもらってもいい」と意気込みを買った。

 “ポスト黒田”の台頭が期待される今キャンプではあるが、それもジョンソンと野村が昨季並みの数字を残すことが大前提。右脇腹違和感の大瀬良の沖縄2次キャンプ不参加が決まるなど開幕ローテの陣容が不透明な状況で、野村にかかる期待度は増すばかりだ。

 「去年の今の時期と比べると感じはいい。フォームが安定してきて、いいときと悪いときのばらつきがない」と野村。調整に狂いはない。開幕へ歩みを進める。

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