ドラ3床田 鉄腕発揮で開幕1軍狙う 大学時代に10日間で2000球の実績

 広島のドラフト3位・床田寛樹投手(21)=中部学院大=が9日、“鉄腕投手”になることを誓った。廿日市市の大野練習場での新人合同自主トレに参加し、春季キャンプで連日のブルペン入りを宣言。大学時代は10日間で計2000球を投げ込んだ経験もある左腕は、キャンプ初日から全力投球で首脳陣に猛アピールする。

 引き締まった表情が強い覚悟を示していた。即戦力として期待されている床田。参加が内定している1軍春季キャンプでは初日から投げに投げて猛アピールすることを高らかに誓った。

 「キャンプの初日からブルペンで投げるつもりです。毎日入ります」。2月1日に照準を合わせ、予定では今月15日にブルペン入りする。スタートから全力投球するための準備を進めている。

 緒方監督は投手の投げ込みを推奨している。「今の選手は球数をあまり投げずに調整する。それも一つの練習方法だと思うけど、それが全てではない。ブルペンで球数を投げて肩、フォームを作る、覚えるという選手もいるはず」と説く。

 大学時代、1月中旬の投げ込み期間には10日間で計2000球のノルマを課せられた。「毎日投げていないと達成できないので、1日200球ぐらいは投げていました。投げ込むことによってスタミナがつくので、シーズン中は疲れたというのがなかったです」と涼しい顔で言い切った。

 まずはブルペンで存在感を見せつける。「他の投手にスピードでは勝てないので、球の質を見てもらいたい」。最速148キロだが、伸びのある直球を武器に他者を圧倒する。“鉄腕”ぶりを存分に発揮し、開幕1軍入りを狙う。

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