カープ経済効果340億円!昨年を92億上回り過去最高
中国電力のシンクタンク「エネルギア総合研究所」は8日、25年ぶりにリーグ優勝し、日本シリーズに進出した広島の地元広島県での経済効果が、年間約340億円に上るとの試算を発表した。
09年から試算を実施。経済効果は昨年の約248億円を92億円上回り過去最高となった。雇用効果は昨年より870人増の約3250人。経済効果は観客が支払う入場料や交通費、宿泊費などから計算。レギュラーシーズンが約278億円、CSと日本シリーズの主催7試合で約21億円。優勝で金利を上乗せした地元銀行のカープ預金や優勝セール、5日のパレードは約41億円と見積もった。
同研究所の担当者は「街が真っ赤に染まった。試合後の繁華街のにぎわいやパレードの熱気から考え、最低限の数字だ」と説明した。