中崎、不安一蹴の好投 緒方監督「大丈夫だと思っていた」

 「セCSファイナルS・第2戦、広島3-0DeNA」(13日、マツダスタジアム)

 広島・中崎が、3-0の九回に登板。4番・筒香らを打ち取って、無失点リレーを完成させた。

 まずは先頭の筒香に対して、フルカウントから内角高めの直球勝負。力で左飛に抑え込むと、続く梶谷はスライダーで二ゴロに。倉本には中前打を許したが、最後は宮崎を空振り三振に打ち取った。最速150キロ。直球、変化球ともに力、キレがあった。

 「チームの力になれるか不安だったけど、しっかり結果が出たのでよかった。いい形で締めることができてよかった」

 中崎は9月23日の練習中、右腰付近の違和感を発症。25日に抹消されていた。公式戦は9月14日の阪神戦(甲子園)以来、1カ月ぶりの登板。調整、回復が不安視されていたがその声を一蹴するマウンドとなった。

 緒方監督は「故障明けなので調整は難しかったと思うが、シリーズに入る前の(紅白戦)登板を見て、大丈夫だと思っていた」と、絶大な信頼を口にした。

 今季、開幕から抑え投手として、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。ここまで61試合に登板し、3勝4敗。防御率1・32で、34セーブは現在リーグ2位の成績だった。守護神復活は、1セーブ以上にチームとして、今後に弾みの付くものとなった。

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