ルナ抹消 CS絶望…右肩負傷で全治3カ月
広島のエクトル・ルナ内野手(36)が13日、出場選手登録を抹消された。球団はこの日、広島市内の病院で「右肩関節唇損傷、右肩肩鎖関節捻挫」で全治3カ月と診断されたことを発表。残り試合の出場は絶望となった。
12日のCSファイナルS第1戦の六回、遊ゴロで一塁を駆け抜けた際に転倒。トレーナーに付き添われながらベンチに戻り、試合中に広島市内の病院へ直行。精密検査を受けていた。今後は患部を安静にして状態を見る。
今季は67試合に出場し打率・272、5本塁打、34打点。勝負どころで力強さを見せた。日本一を目指すチームにとって手痛い離脱となったが、緒方監督は「予想以上の大きなケガになった。ルナの悔しい気持ちを持って、チーム全員で勝ち進んでいく」と、一丸でのCS突破を誓った。