緒方監督 投打に圧倒も「ジョンソンでしょう、やっぱり。今季1番の投球」

7回、田中の適時二塁打に喜ぶ緒方監督=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「セCSファイナルS・第1戦、広島5-0DeNA」(12日、マツダスタジアム)

 広島が投打にDeNAを圧倒し、まずは先勝。アドバンテージの1勝を含む2勝目を挙げた。

 昨季までセ・リーグのCSで、シーズン1位チームがファイナルS初戦に勝ったのは10、11年の中日と、13年の巨人で3回。すべて日本シリーズ進出を決めている。初戦に勝利したことで突破確率は100%だ。

 試合は三回、丸、新井の適時打で2点を先制。七回には田中、菊池の適時打で2点を追加した。八回には代打・エルドレッドの適時二塁打でダメ押し点。攻撃で流れを作ると、先発を任されたジョンソンは、9回無失点で完封勝利を飾った。

 緒方孝市監督(47)は「ジョンソンでしょう、やっぱり。今季1番くらいの投球をしてくれた。集中力を切らさず投げてくれた」と絶賛。1日の今季最終戦から10日間、実戦から遠ざかっていたが、不安を一蹴する試合運びで勝利した。

 本拠地マツダスタジアムには、3万1276人の大観衆が詰め掛けた。今季マツダスタジアムでは70試合を戦い49勝20敗、1分け。勝率・710のホーム球場で、相性通りの展開となった。

 CSでは13年10月13日のファーストS・阪神戦(甲子園)の白星を最後に、4連敗中(1分けを含む)だった。CSの連敗を止めて、ファイナルS初勝利。緒方監督は「シーズン同様、カープの野球ができた上で、初戦にしっかり入ることができた」と、投打に躍動したナインをたたえた。CS突破へあと2勝。今シーズンの戦い同様に一丸野球で、一戦必勝で勝ち上がる。

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