黒田 200勝に向けて無失点スタート 大声援を背にピンチ脱する

ボードを掲げ黒田を応援する広島ファン=マツダスタジアム
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 「広島-阪神」(23日、マツダスタジアム)

 日米通算200勝に王手をかけている広島・黒田博樹投手(41)が先発し、初回を無失点でスタートを切った。

 一塁ベンチからゆっくりマウンドに向かうと、試合開始前から超満員に膨れあがった球場全体から「黒田、頑張れ」-の大合唱。土曜日ということもあって、午前中から球場周辺は人だかりができていた。通路にも人があふれ返る中、名前がコールされると、15番の背中には大歓声が送られた。

 先頭の緒方に中前打を浴び、その後1死二塁と得点圏に走者を背負った。だが、3番・高山を内角のボールゾーンから、ストライクゾーンに入ってくる通称「フロントドア」で空振り三振に。続く福留は四球で歩かせたが、ゴメスには強気の内角攻めで、バットを折る遊ゴロでピンチを脱した。

 初回から持ち前の投球術が光る23球。最速147キロと上々のスタートを切った。阪神戦は球団別の勝利数でトップの23。今季4試合目の登板で1勝0敗(防御率1・59)、昨年は4勝0敗(防御率2・40)と、日本球界復帰後は負けなしの虎キラーだ。

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