黒田、連勝バトンつなぐぞ!

 広島は28日からのヤクルト3連戦(三次、マツダ)に野村祐輔投手(27)、黒田博樹投手(41)、中村恭平投手(27)が先発する予定。現在、貯金14で、チームは18年ぶりの9連勝中。10連勝なら1994年以来22年ぶりとなる。黒田は「みんな自分で止めたくないという思いがある」と、連勝バトンをつないでいく覚悟を示した。

 連勝はチームに勢いを、投手に自信を生んでいる。現在、貯金14で、チームは18年ぶりの9連勝中。10連勝なら1994年以来22年ぶりとなる。変化するナイン、若手の意識。黒田は「頼もしい」後輩の姿に、確かな手応えを感じ取っている。

 「昨年とは全くチームの雰囲気が違う。練習も前向きにやっているように感じる。本当に頼もしいですね」

 中11日で臨む29日の登板。この日は強めのキャッチボールなどで調整した。日米通算200勝まで2勝。「到達せずに終わっても構わない」。目前に迫る大偉業に興味はないが、「チームは勝たないといけないので。クリアしないといけない」と責任感を口にする。

 今季初のヤクルト戦登板には因縁が残る。昨季、山田を20打数10安打と苦手にした。全17盗塁を許した中で山田に5盗塁。3敗を喫し、昨オフには「やられたらやり返す」と言った。今季ここまで許した盗塁はわずか2。「いかに安打を打たれないかじゃなく、どれだけ点を取らせないか」と気を引き締める。

 続く連勝街道。若手の勢いを刺激に、勝利のバトンをつないでいく。「みんな自分で(連勝を)止めたくないと思っている。変わらずしっかりと試合を作れるように。おのずと結果はついてくる」と黒田。秋の美酒に向けて1試合、1試合、目の前の試合を戦っていく。

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