丸、初回先制も…また岡田援護できず

 「交流戦、楽天2-1広島」(11日、コボスタ宮城)

 開始直後に奪った先制点は、勝利につながらなかった。試合後、殊勲になるはずだった広島・丸佳浩外野手から、チームとしての反省の言葉が並ぶ。二回以降、追加点を奪うことができず、結果的に5安打1得点。またも岡田を援護できず、幻の決勝打となった。

 初回、立ち上がりの釜田を攻めた。田中が初球を狙って右前打で出塁。すかさず13個目の盗塁を決めると、1死二塁で打席に丸が立った。2-2から5球目、外角低めの直球をすくい上げると、打球は中前で弾んだ。7試合連続安打。打点は早くも「47」を数える。

 「あそこは追い込まれていたので、食らいついていきました」

 4試合連続の先制点。流れを作ったが、二回以降は暗転した。四回は無死一、二塁で松山が二ゴロ併殺。丸も八回、1死二塁で中飛に倒れると、九回は無死一、二塁で西川がバントミスした。「追加点が。リードしているとはいえ、本当の意味でできていなかった」と丸。無援を悔いた。

 チーム得点、本塁打数は依然として12球団トップ。攻撃陣の貢献度は高いが、岡田の登板試合でなぜか勝てない。「無理やり打ちにいってしまった。負けは僕が打てなかったから。それだけです」とは松山。悔しさを次戦にぶつけて、2カード連続の勝ち越しを決める。

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