田中が5号2ラン ビデオ判定3回

 「交流戦、楽天-広島」(10日、コボスタ宮城)

 広島が二回、田中広輔内野手(26)の“正真正銘”5号2ランで追加点を奪った。

 2死二塁で打席に立つと2-1から4球目、楽天の先発・塩見の内角球に反応。打球は右翼ポール付近を通って、スタンドに入った。ポール際ギリギリの打球で、リプレー検証が行われた。

 約3分の審議後、敷田球審が「リプレー検証の結果、判定通りホームランで試合を再開します」と場内アナウンス。広島に2点が追加された。

 「打ったのはストレート。高めの球でしたが、うまく捉えることができました。ビデオ判定では、自分は入っていると思っていましたが、ホームラン判定になってよかったです」

 田中は昨年9月12日の阪神戦(甲子園)で、本塁打を二塁打と判定される“幻の本塁打”。今季も5月15日の中日戦(ナゴヤドーム)で、同点の九回、1死一、二塁で一、二塁間を破る右前打を放った。二塁走者の安部が本塁に生還し、球審は一度、セーフのコール。勝ち越したかに思われたが、ビデオ判定の結果、判定が覆ってアウトとなった。

 ビデオ判定3度目は、正真正銘の本塁打となった。

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