単独首位に返り咲き 4番松山が5打点

 「阪神5-10広島」(22日、甲子園球場)

 広島が3本塁打、2桁得点で快勝。2カード連続の勝ち越しを決めた。5月7日以来、14日ぶりに単独首位に再浮上だ。

 2点ビハインドの三回、松山竜平外野手(31)の3号3ランで逆転すると、四回に丸佳浩外野手(27)の8号2ランで加点。さらに八回には2死二塁で再び松山が、右中間スタンドに4号2ランでダメ押し点を奪った。

 松山の1試合2発は自身初。4安打5打点の活躍に「もうないですね。やさしいボールしかないんで、普通に打ったらと。(浜風の逆をつく打球)ホント完璧に打てたので、また打てればと思う」と笑顔で振り返った。

 開幕から好調を維持する打線が14安打の乱れ打ちで、47試合目で早くも26度目の2桁安打を記録した。チーム本塁打数も12球団トップ46本。広い甲子園でも3本塁打と、一発攻勢で首位に返り咲いた。

 緒方孝市監督(47)も「松山の2本にはビックリした。4番の仕事をしてくれた」と驚きの表情。「久しぶりに打線がつながって点を取ってくれた。何試合かつながりがなかったから」と安ど。首位再浮上には「それは全然。われわれの野球ができるよう、取り組んでいるところ」と、勝ってかぶとの緒を締めていた。24日からは本拠地に戻って、巨人との3連戦を迎える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス