新井 援護します!黒田200勝達成へ

 広島の新井貴浩内野手(39)が2日、黒田博樹投手(41)の日米通算200勝のアシストを誓った。自身は4月26日のヤクルト戦(神宮)で、プロ野球史上47人目の2000安打達成。そこからチームは5勝1敗で首位に再浮上した。大台まであと「3勝」。黒田登板試合でも打率・353と、好成績を残す4番が偉業を後押しする。

 同一カード3連勝で、首位に再浮上した。4月26日のヤクルト戦で新井が2000安打到達。偉業達成から現在5勝1敗と、大記録がチームに勢いをもたらしている。目前にはあと3勝に迫る黒田の日米通算200勝。「1日も早い達成を」-が、次なるチームの合言葉だ。

 「盛り上がるでしょうし、自分の気持ちも盛り上がる。チームもそう。1試合でも早く達成してほしい気持ちでやっています」

 新井は尊敬する先輩へのアシストを誓う。記録達成翌日。すぐに黒田から電話を受け、「感動した」と祝福された。「すごく喜んでくれたのでうれしかった。自分も200勝の時には感動すると思う」。25年ぶりの優勝を目指す上で、大きなモチベーションとなる。

 現在、打撃好調。加えて黒田登板日には好成績を残す。今季は6試合で、17打数6安打(打率・353)、5打点。守備でも4月30日の中日戦(マツダ)で、一塁線の打球を横っ跳びで好捕。「黒田さんが投げる時は、最後のひと伸びがある気が…」と“不思議な力”を明かしている。

 「僕たちにできることはしっかり打って、得点を取って援護すること。守備でもしっかり守って、1点でも防げるようにしたい」

 ハーラートップ4勝の黒田は次回、7日のDeNA戦(マツダ)に登板予定。本拠地では現在4戦4勝中と抜群の安定感を誇る。このまま中6日の登板間隔を保てば、達成は最短で21日の阪神戦(甲子園)。4番がバットで勝利を届けて、節目の大偉業に花を添える。

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