「巨人-広島」(16日、東京ドーム)
広島の菊池涼介内野手(25)が、1点ビハインドの六回に、貴重な同点弾を放った。
五回まで奪った安打は、四回に菊池が打った左前打1本。ほぼ完璧に抑えられていた今村に対して、2死走者なしで再び菊池が打席に立った。1ボールから2球目、外角高めの140キロ直球を強振。打球は左中間スタンド最前列に飛び込んだ。
「打ったのはストレート。よく飛んでくれましたね!!」。10日の阪神戦(マツダ)以来、4試合ぶりの今季2号アーチ。17日の試合前の成績で現在、首位打者に立つ打撃好調の男が、一振りで試合を振り出しに戻した。