ドラ2横山、開幕ローテ“投”確

 「練習試合、広島6-1DeNA」(25日、沖縄)

 広島のドラフト2位・横山弘樹投手(23)=NTT東日本=が25日、DeNAとの練習試合に先発した。プロ入り後初の対外試合先発登板で、3回を2安打無失点と好投。前回20日のヤクルトとのオープン戦(浦添)に続き、2戦連続の好投で開幕ローテを、ほぼ手中に収めた。

 「いい面も悪い面も出た。内容を見直していきたい」。万全の状態ではなかった。だが、試合をつくってゼロを並べた投球。初回、先頭の白崎を、外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めると、三者凡退で波に乗った。

 三回は2死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、最後はロペスを左飛に抑えた。白崎のバットを2度折るなど直球、変化球ともにキレと力があった。最速は144キロ、30球の省エネ投球。カーブとシュート以外に、カット、スライダー、フォーク、チェンジアップは、2種類ずつある。

 「手の角度と(変化の)奥行きを変えている。先発は調子が悪いなりにも、試合を作るのが最低限の役目」

 ほぼ、ベストメンバーで臨んだDeNA相手の好投だ。緒方監督も「最初は6番目に入るかどうかだったが、位置付けは上になってくる」と高評価。その上で「もしかしたら(開幕カードの)マツダで投げさせる可能性もある」と言及した。開幕ローテは当確。大瀬良離脱のピンチを、同級生の新人右腕が救う。

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