黒田がプロ20年目、9年ぶり日南へ

宮崎空港に到着した広島・黒田=(撮影・堀内翔)
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 広島の黒田博樹投手(41)が15日、宮崎空港に到着した。昨年は沖縄キャンプからの合流で、宮崎県日南市のキャンプ参加は9年ぶり。出迎えた50人近くの報道陣や、大勢のファンの歓声を受けながら、迎えの車に乗り込んで日南市内のチーム宿舎に向かった。

 日南は1997年のプロ1年目から、メジャー移籍する2008年まで、汗を流した思い出の地。今後は16日から始まる日南最終クールに合流する。さらに18日の練習後に沖縄へ移動し、開幕に向けた調整を進めていく。

 オフは現役続行か引退かと、去就を熟考した。「燃え尽きた思いもある」と話したこともあったが、昨年12月8日に「来年もやります」と球団に伝え、現役続行を決断。「モチベーションを探した。でも、モチベーションを探すということは、どこかでもう1年やりたいというか、やらなければいけないと思った」と、現役続行に至った理由を明かしていた。

 エースの前田健太投手(27)が、ポスティングシステムを利用して、米大リーグ・ドジャースに移籍。黒田に懸かる期待、負担は昨年以上に大きくなる。日米通算193勝。節目の200勝にはあと「7」に迫る。「楽しみ」と話すプロ20年目のシーズンへ、41歳の誕生日を迎えたレジェンドが、“原点の地”から再び走りだす。

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