菊池、マエケンの穴埋める活躍誓う

自主トレのオリジナルTシャツを着て会見する広島・菊池涼介=静岡県伊豆市の天城ドーム(撮影・出月俊成)
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 広島の菊池涼介内野手(25)が8日、静岡県伊豆市内の天城ドームで自主トレを公開した。久本祐一投手(36)、土生翔平外野手(26)、庄司隼人内野手(24)、野間峻祥外野手(22)、中村祐太投手(20)と合同トレ。7日に始動し、午前中は筋トレ中心、午後はノックやティー打撃、ランニングと精力的に汗を流した。

 年始は「例年より早い」と、元日から始動。昨シーズン中に痛めた両膝について「動いていても嫌な感じはしない」と、順調な回復具合に表情も明るかった。昨季は全143試合に出場したが、ケガの影響で打率・254。チームも3年ぶりのBクラスに転落するなど悔しい1年だっただけに、雪辱に燃える。

 この日、前田健太投手(27)が米大リーグ・ドジャースで入団会見を行った。「30勝くらいしてくれると思う。それくらいの力がある」とエールを送る一方で、“代役”としての働きを宣言。「穴を埋めるのはキツいかもしれないけど、みんなでフォローしながら。僕ももっと頑張っていかないと」と誓った。

 新年の目標として、25年ぶりのリーグ優勝を誓う。「当然、そこしかない。僕の年齢と同じくらい優勝してないわけなので。なにがなんでも優勝したい」。緒方監督もチームリーダーとして、キーマンに挙げて期待する。菊池の復活が、悲願の頂点には欠かせない。

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