【黒田の一問一答】自分なりに考えた
広島・黒田博樹投手(40)が27日、自身の去就について今オフ初めて心境を明かした。判断を下すために重視する部分は何か。熟慮する現状を語った。
-久々のゴルフ。スコアは?
「言わないですよ(笑)。クラブを握ったのも3年ぶりなので。少し…、あれでしたね」
-帰国は最近か。
「最近です。24日?その辺りですね」
-オフはリラックスできているか。
「いつものオフと変わらないですね。あとはしっかり体のケアというか、それはしていました。いつもと変わらないですね」
-来年について。
「とりあえず、鈴木さん(球団本部長)と連絡は取っていますし、ただ会って話をしないと。鈴木さんのスケジュールもありますし。再来週以降に予定が空くということなので。(会談は)再来週になるかな。現時点ではそういう流れです」
-気持ちとしては、結論に達する段階か。
「いまどうこう言うことはできないし、しないです。とりあえず順序立てて。鈴木さんと話をしてから」
-その話し合いで結論を出すのか。
「当然、そのつもりです」
-年内にも?
「当然、チームの編成もあるので。いろんなことを考えると、そんなに時間はないと思います」
-気持ちは固まっているのか。
「うーん、どうですかね。自分なりに考えることは、考えたので。アメリカでも考えてきた。いつも言っているように心技体、すべて整わないと、自分の中では何をするのも難しいと思う」
-判断を下すのに重点を置く部分は?
「一番は戦力にならないとダメなので。やりたいと言っても、戦力じゃないとダメ。選手として戦力になれるかどうかが、最低条件というか、当たり前のことなので」
家族は決断一任
-家族の反応は?
「家族に関しては毎年、毎年、この時期に自分で決断してきたことなので、それに関しては一任してくれています。いつも言っているように、先は長くないので。毎年、そういう感じでシーズンを終えた中で、いろんなことを考えながら決断してきたので。それに関しては一任してくれていると思います」
-再来週までの時間の使い方は?
「ちょっと用事もあるので。鈴木さんも忙しいので、お互いの時間が取れない。再来週というのが一番かなということです。あしたからまたゴルフに行って、スコアを伸ばしていかないと(笑)」
-トレーニングは?
「トレーニングは向こうにいるときから、この時期はジムにはしっかり行ってましたし。体を動かしている状態。あとはケアに関しても、自分自身ではいつもと変わらない。来シーズンどうこうというよりも、野球人としてやらないといけないことはやってきたつもりです」
-前田がポスティングシステムを利用して、メジャー挑戦希望を球団に伝えたが。
「あそこまで行った投手ですから、次のステージを目指したいと思うのは当然。人によって早い、遅いかであって、あそこまで上り詰めた以上は次のステージを目指したいと思うのは、一アスリートとして自然なことじゃないかと思います」
-助言などはあるか。
「シーズン中に話をするのも、僕から言い出すのも難しいので。それは今後また、どんな方向性になるかによっても、いろいろ変わってくることかなと思いますので」