黒田、去就は来月中旬までに結論
広島の黒田博樹投手が27日、広島市内のゴルフ場で選手会のバッテリー会に参加した。10月7日のシーズン最終戦、中日戦(マツダ)以来、公の場には約1カ月半ぶりの登場。初雪の影響でスタートが1時間30分ほど遅れたが、終始笑顔でのラウンドとなった。
バーディーを取ってガッツポーズを見せるなど、同組の石原らとリラックスムードでラウンドした。黒田はこの日までに日本に帰国していた。
来季去就については「とりあえず鈴木さん(球団本部長)と連絡を取っているけど、しっかり会って話をしないと。鈴木さんのスケジュールが再来週に空くということなので、再来週くらいには。いまどうこう言うことはできない」と説明。「とりあえず順序立てて。鈴木さんと話をしてからです」と話すにとどめた。
現時点で去就は未定だが、12月上旬から中旬にも結論を出す予定。「そのつもりです。チームの編成もあるし、いろんなことを考えるとそんなに時間はない」とし、続けて「自分なりに考えることは考えた」と続けた。
8年ぶりに古巣復帰した今季は、26試合の登板で11勝8敗、防御率2・55の成績。ノルマとしていた10勝をクリアした。球団から来季の現役続行要請を受けているが、シーズン終了直後には来季去就について「こればかりは、いまの感情で決めるのは難しい。一度、ゆっくり体を休めてから考えたい。毎年、そういう形で決めているので」と話していた。