黒田フル回転だ 右手打撲は違和感なし

 広島の黒田博樹投手(40)が7日、残り試合のフル回転を誓った。23試合で4、5試合の登板を予定。今季既に中4日も経験済みで「チームに必要とされるなら、1イニングでも、1試合でも多く投げたい」と、全身全霊で挑む覚悟を語った。

 5日のヤクルト戦で、7回を3安打無失点の好投。勝利は付かなかったが、チームの連敗を2で止めた。8月29日のDeNA戦で、素手で打球を受けて右手打撲。中6日の登板後も違和感はなく「全然、大丈夫ですよ」と問題なしを強調した。

 休日のこの日は所用でマツダを訪れた。次回は中5日で11日の阪神戦に登板予定。「先発投手は毎試合、投げることができない。いいコンディション、モチベーションを保ち、マウンドに上がれるかどうかが大事」と前を向いた。浮上へ首位チーム撃破で流れをつくる。

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