前田の快投にR・ジョンソン氏好印象
「広島1-2DeNA」(15日、マツダスタジアム)
広島・前田が、今年米野球殿堂入りした通算303勝左腕、ランディ・ジョンソン氏の前で7回4安打1失点と力投した。それでも勝敗はつかず、6年連続2桁勝利となる、今季10勝目は持ち越しとなった。
前田は二回1死からバルディリスに右線二塁打、倉本に中前適時打を浴び、先制点を許した。それでも以降は尻上がりに調子を上げ、1-1の七回の攻撃で代打を送られ降板した。「追いついてもらってからは粘ることができた」と振り返った。
ネット裏最前列には、来日中の米大リーグ、ダイヤモンドバックスの首脳が陣取っていた。球団社長付補佐を務めるジョンソン氏は「真っすぐ、カーブ、チェンジアップ、スライダー、どの球種でもストライクが取れる。組み立てが上手だと感じた」と感想を述べた。
