「広島-阪神」(4日、マツダ)
広島が3-4の五回、ロサリオの適時二塁打で同点に追いついた。
1死から菊池の右中間二塁打と丸に二ゴロで2死三塁。ロサリオが岩田のカットボールに、ややタイミングをずらされながら、目いっぱい腕を伸ばして食らいついた。打球は左翼線にはずみ、菊池が同点のホームを踏んだ。
ロサリオは二塁に到達すると夜空に右手の人さし指を向け、少年時代に亡くなった父親への感謝の気持ちを示す、昨年からおなじみの動きを見せた。
「打ったのはスライダー。同点のチャンスだったので、甘い球を積極的にいこうと思っていました。抜けてくれて良かったです」と、コメントした。