広島敗戦の中で新井が復調気配

7回、新井が右前に適時打を放つ(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト8-3広島」(29日、神宮)

 広島は敗戦の中、「5番・一塁」で出場した新井が七回、右前適時打で意地を見せた。

 1死二、三塁で打席に立つと、代わったばかりのロマンに対して、1ストライクからの2球目、高めに浮いた148キロをライト前にはじき返した。

 この日は欠場した6月19日のDeNA戦(横浜)以来、24試合ぶりに4番を外れた。後半戦に入ってこの試合前まで6試合は、22打数4安打(・182)と元気がなかった。後半戦初打点もマーク。四回にも右前打でマルチ安打を記録するなど、浮上に欠かせぬ主砲が復調気配を見せた。

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