ジョンソン8回0封 マエケンに並ぶ8勝

 「広島5-0巨人」(26日、マツダ)

 激しく雄たけびを上げて、勝利への執念を強く示した。0-0で迎えた四回。1死二、三塁から長野、阿部を連続三振に斬った。絶体絶命のピンチを脱出し、打線に火を付けた広島・ジョンソンの熱投。8回無失点の好投で、チームの連敗を止めた。

 チームの天敵巨人とは初対戦。序盤から最速151キロの直球を軸に力で押した。初回、初球で149キロを計測。坂本、亀井、長野と3者連続三振を奪った。中5日で巡った登板。調整期間は「直球の質」にこだわり、投げ下ろすイメージでフォーム修正に努めた。

 「しばらく今日のような直球が投げられてなかった。コーチとブルペンで試行錯誤しながらやってきた。試合でしっかり出せたよ」

 6月28日・中日戦以来1カ月ぶりの勝利。前田に並ぶチームトップタイの8勝目で、巨人戦に初登板初勝利を飾った。前回登板の20日・中日戦は、婚約者コマーさんの誕生日。6回2失点も実らず敗れたが、1週間遅れのプレゼントだ。「何とか勝ちたいと思っていた」。8月には2度、巨人戦が控えるローテ。新たなGキラー誕生の予感だ。

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