広島“新打線”機能して初回に先制
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「広島-中日」(20日、マツダ)
広島が初回、いきなりの先制攻撃だ。先頭の田中が右翼線二塁打で出塁すると、菊池が右打ちの進塁打(二ゴロ)で1死三塁。続く丸が若松に対して、2ボール1ストライクからの4球目、内寄り141キロの直球を右翼スタンドに運んだ。今季12本目のアーチで2点を先制した。
緒方監督は「いろんなバリエーションを考えていく」と前半戦最後の15日・阪神戦(甲子園)から1番に田中、3番に丸を据えた新打順を組んだ。同戦に続き、この試合でもいきなり打線が機能した。
試合前に指揮官は、後半戦の野手キーマンとして菊池、丸に加えて田中、会沢を指名。「彼らはオールスターでの活躍を自信にして、後半は中心として頑張ってもらいたい」と話していたが早速、田中が指揮官の期待に応えて見せた。
先制弾の丸は6月30日の巨人戦以来、12試合ぶりの一発に「打ったのはストレート。少し詰まりましたが、良い感じで飛んでくれました。いい先制点になりました」と振り返っていた。