黒田 連敗止める!真中燕にリベンジじゃ
広島の黒田博樹投手(40)がチームの連敗阻止へ意欲をみなぎらせた。22日のヤクルト戦(マツダ)に先発予定。「毎試合、大事。やることは変わらないし、やらないといけないことも変わらない」と、一戦必勝でマウンドに立つ。
大粒の汗を流しながら登板前の調整に専念した。キャッチボールやダッシュをこなし、外野で投球練習。いつもと変わらぬルーティン。右くるぶしの炎症から復帰した15日のDeNA戦は、5回を投げて6安打4失点(自責3)。勝敗は付かなかったが、チームは黒星を喫していた。
前回は投球に制限もあったようだが、畝投手コーチは「足の状態も徐々に良くなっている。次はいけるところまでいってもらう」と説明。黒田も「(状態は)だいぶ上がってきている。長いシーズン、いい時もあれば悪い時もある。早くいい状態に戻したい」と、復調に手応えを感じている。
7試合の登板で3勝2敗(防御率3・68)。ヤクルト戦は今季3度目の登板だが、前回1日(神宮)の対戦では今季ワースト5失点を喫した。「フォーカスすることは一つ。しっかり試合をつくって、チームに勝ちをもたらす」。連敗阻止、そしてリベンジへ、黒田が覚悟のマウンドに上がる。




