黒田が登録抹消 右くるぶしの腱痛める

 広島の黒田博樹投手(40)が3日、出場選手登録を抹消された。松原チーフトレーナーは「理由としては『右腓骨筋腱周囲炎』。くるぶしの外に走っている腱のことです」と説明。先月27日にチームドクターの診察を受けた所見と発表した。

 開幕当初から、慢性的な痛みを抱えながらの投球だったようで、アイシング治療を続けてきた。同トレーナーは「シーズン前ではないけど、早い時期から(症状は)あった。時期は限定しにくいですが、ここ数試合ではあったものです。登板間隔で改善に努めてきたが、昨日は改善が遅れた。投球にも影響がでてきている。本人は次の登板に意欲的に、やりたい意志が強かったですが、今後のことを踏まえて、トレーナーとしてストップを掛けた」と続けた。

 黒田は1日のヤクルト戦(神宮)に登板。中5日の間隔で、復帰後初めてナイター戦に登板したが、今季ワーストの6回6安打5失点で降板していた。2日はアップからキャッチボールなど、試合前練習に参加していたが、同トレーナーは「投球を終えた状態を、総合的に考えて止めさせてもらった。基本的にはアイシング治療を続けてきましたが、それが追いつかなくなってきた」と説明した。

 黒田はチームから離れ、すでに広島に戻った。今後はまず、ゴールデンウィーク明けに、広島市内の病院で診察を受ける予定。その後、リハビリを始める。復帰時期に関して、同トレーナーは「早い時期に戻るための抹消。監督やコーチ、本人の希望もあること。まずは病院に行ってから3者判断になる」と話すにとどめたが、本人は最短復帰を目指してリハビリしていく。

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