広島・大瀬良ノーゲーム「次に生かす」

 「ヤクルト(降雨ノーゲーム)広島」(14日、松山)

 今季3度目の登板は雨に泣かされた。二回裏終了降雨ノーゲーム。広島・大瀬良は「試合が始まったので、やるつもりでいた。天候はどうにもできない。残念です」と苦笑いした。

 練習中から降り続いた雨で、グラウンド状態は悪化。だがぬかるんだマウンドに合わせ、投球をモデルチェンジした。「力を入れて投げると滑る。スピードより低めを意識した」。初回2死二塁では雄平を二ゴロ。二回も1死一塁から中村、大引を凡打に仕留めた。球速は最速140キロ止まりも、制球を重視し、打たせて取る投球を心掛けた。

 前回7日・巨人戦(マツダ)では九回途中まで140球を投げた。疲労が心配されたが、「大学時代はもっと投げていたので大丈夫ですよ」ときっぱり。4年春のリーグ戦では3連投で計600球超えをしたように、肩のスタミナには自信がある。「状態はよかったし、いつも通り上がれた」。万全の状態でこの日を迎えた。

 ただ雨には勝てず、今季初勝利はお預けとなった。「本人は早く1勝したいだろうけど先がある。ローテはそのまま」と緒方監督。次回は21日・巨人戦(前橋)が濃厚な大瀬良は、「今日の気持ちを次に生かしていきたい」と切り替えた。今度こそ白星を手にしてみせる。

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