広島・田中が前日の借り返す逆転打
「広島-巨人」(8日、マツダ)
広島の田中広輔内野手が逆転タイムリーを放った。1点ビハインドの二回、2死一、二塁で打席へ。その初球、真ん中低め直球を狙った。
中堅前を襲うライナー性の打球に、巨人の中堅・松本哲がダイビングキャッチを試みたが届かず。ボールが後ろにそれる間に、一走・野間も一気に生還した。
7日の巨人戦では九回に追いつかれると、延長十一回に悪夢の逆転負け。チームは7連敗と低迷する中で、嫌な流れを払しょくする一打になった。
田中は「打ったのはストレート。昨日打てなかったし、チャンスだったので思い切っていこうと思っていました」とコメント。7日の試合では4打数4三振に終わっていたが、次戦できっちりと借りを返した。
