ザガースキー右足負傷で鯉リタイア1号
「広島春季キャンプ」(4日、日南)
広島のマイク・ザガースキー投手(32)=前ブルージェイズ傘下3A=が、守備練習中に右足首を痛め、今キャンプのリタイア第1号となった。日南市内の病院で検査を受け、球団は「右足関節前距腓靭帯(きょひじんたい)損傷」で加療3週間の見込み、と発表した。今後は5日朝の状態を見て決める。
険しい表情のまま無言で車に乗り込んだ。室内多目的練習場でノックを受けた際、障害物を避けようとして右足首をひねった。練習を途中で切り上げ、病院に向かった。
来日から体重109キロの体形と、人懐っこい性格で話題を集めた。3日の節分には恵方巻きを口に運び「願い事はカープが優勝すること。個人的には1年間健康でいられること」と話していたが、その翌日に暗転した。
セットアッパー、抑え候補の左腕。緒方監督は「こればかりは仕方ない。治っていいものを見せてくれれば十分戦力と考えている。彼にも直接伝えようと思う」と話した。一刻も早く全快することを、今は願うしかない。





