戸田「改良カーブ」で直球を生かすゾ
広島・戸田隆矢投手(21)が26日、日南先乗り自主トレで今オフ初のブルペン入り。捕手を座らせ約50球を投げた。直球に加えカーブを多投。もともと持っている球だが、改良していく考えを明かした。
「1試合に2、3球。多くて5球くらい。(割合を)もっと多くしたい」。意識するのは緩急。最速149キロの直球を生かすためにも球速差を求める。「打者の反応も変わってくる。110キロ前半くらいのカーブが欲しい」と理想を述べた。
黒田の復帰、新助っ人ジョンソンの加入で、ローテ争いは激化する。それでも「目指すところは先発です」とキッパリ。「1日からブルペンに入ります。しっかりアピールできる形でやっていきたいです」と強い決意をにじませた。