ドラ6飯田 チェンジアップ絶賛された
広島・畝龍実投手コーチ(50)が12日、広島県廿日市市で行われている新人合同自主トレを初めて視察。即戦力左腕として期待されるドラフト6位・飯田哲矢投手(23)=JR東日本=のチェンジアップを絶賛した。
その球筋に何度もうなずいた。キャッチボールで鋭く沈んだ飯田のチェンジアップ。畝投手コーチは「いい感じに抜けていた。左打者にも投げると聞いているし、楽しみ」とほおを緩めた。
昨年11月に習得した。左打者の内角へ投げ込める球種が増えたことで投球の幅は広がった。左打者の外角へ逃げるカットボールも生きるようになった。理想像はヤクルト・石川。飯田は「いろんな球種を使って抑えていきたい」と力を込めた。
左腕不足はチームの懸案事項。1軍スタートが決まっている春季キャンプでは、先発としての適性もテストされる。畝投手コーチは「長いイニングも投げられると思う。実戦を見てみたい」と期待を寄せた。