緒方監督キレた!堪忍袋の“緒”が…

 広島・緒方孝市監督(45)が8日、日南秋季キャンプから広島に“強制送還”させる最後通告を、岩本、庄司、中村亘の3選手に突きつけた。

 我慢ができなかった。練習終了後、一塁側ベンチに3人を座らせ、厳しい表情で奮起を促した。練習姿勢に物足りなさを感じたようで「チャンスは十分与えていた。20日の秋季練習からしっかり見てきた」と説明した。

 1日のキャンプ開始を前に「1軍の力のない選手は広島に帰す」と宣言していた指揮官。10日の第2クール最終日をもって天谷、赤松、中東は実績組としてキャンプを打ち上げる。このままなら“強制送還”第1号が岩本ら3人になる。

 広島には森笠2軍守備走塁コーチらが待機しており、指揮官は「コーチと少数精鋭で気持ちを出してやってもらいたい」と、奮起を期待した。

 ただ、これで広島へ帰ることが確定したわけではない。3人は9日の西武との練習試合(南郷)の出場メンバーに入っている。指揮官は「生き残るか、逆転のチャンスはある」と言及。成績次第では日南残留の可能性を示唆した。

 緒方鯉初の対外試合が、文字通りサバイバルゲームになる。悪天候が予想され中止の可能性もあるが、最後のチャンスは残した。

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