松山減量宣言!野間1位指名で危機感

 広島・松山竜平外野手(29)が24日、来季の定位置奪取に向け、減量に取り組むことを誓った。今季は左膝の故障に苦しんだ上に、23日のドラフト会議で野間峻祥外野手(21)=中部学院大=が1位指名されたことに危機感を覚えた。減量で体のキレを増し、持ち味のパンチ力を生かす。

 来季への決意を体で示す。松山が今オフに減量に取り組むことを明かした。「できれば90キロを切りたい。今年はケガもしたし、動けていなかった。体のキレをもっと出したい」。現在93キロ。80キロ台でプレーできれば2010年以来になるという。

 今季は86試合出場で打率・318、7本塁打、34打点。持ち味のパンチ力と勝負強さで、前半戦はチームの躍進に貢献した。

 しかし、6月13日・西武戦の守備で左膝内側側副じん帯損傷を負い、約2カ月間離脱。8月22日・阪神戦で復帰後も安打を重ねたが、終盤にチームが失速しただけに「最後は何もできなかった」と、後悔が残った。

 23日のドラフトでは同じ右投げ左打ちの外野手、野間が1位指名された。俊足巧打の相手とはタイプが異なるが「監督が『一目ぼれした』とまで言う選手。ポジションを奪われないよう、危機感を持ってやりたい」と気を引き締めた。故障防止に加え、課題の守備と走塁を向上させるためにも、減量の必要性を感じている。

 この日はマツダスタジアムでの秋季練習で汗を流した。「体重を落とすことを、来季へのきっかけにしたい」と意気込んだ。危機感を持って、来季こそ定位置奪取を実現させる。

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