広島・野村監督 今季限りで退任
2014年10月9日
広島は8日、野村謙二郎監督(48)が今季限りで退任することを発表した。今季最終戦となった6日の巨人戦で敗れて2位から3位に転落し、初のCS本拠地開催を逃した翌日の7日に松田元オーナー(63)に辞任を申し入れ、了承された。
野村監督は2010年から指揮を執り、5位、5位、4位と3年目まではBクラスに低迷したが、13年に16年ぶりのAクラスとなる3位に導き、初のCS出場を果たした。今季は開幕ダッシュに成功し、一時は首位を走ったが交流戦で失速。2年連続でのCS出場は確保したものの最終的には3位に終わった。
宮崎・天福球場で行われたフェニックス・リーグのロッテ戦終了後、取材に応じた野村監督は退任について、「今年が始まる前から(就任)5年目ということで、一つの区切りを付けようと思っていた。選手に1年、1年、勉強させてもらいました」と語った。
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