野村監督、自然体でG倒「選手信じて」
2014年9月2日
広島の野村謙二郎監督(47)が1日、巨人との首位攻防戦に泰然自若で臨むことを誓った。2日の巨人戦(長野)に向け、この日長野市内の宿舎に到着。大一番へ高まる気持ちを抑えるように、「対巨人というよりも、選手を信じて今まで通りの野球をやっていく」と力強く言い切った。
今年1月のスタッフミーティングで“打倒・巨人”を訴えた。昨季は巨人に8勝14敗2分け。しかし、今季は9勝7敗1分けと指揮官の言葉を選手が体現している。もう巨人への苦手意識はない。それだけに今は「意識することなくやりたい」と、自然体で戦うことを強調した。
ただ、チーム状況は決してよくない。後半戦攻守で活躍した会沢が前日の中日戦で右太もも裏を痛めて離脱。エルドレッドとキラの助っ人陣も不振で2軍降格。戦力ダウンは否定できないが、「いい選手を使うということは貫いてきた。調子がよければ選手も出られると思っているはず」と奮起を期待している。
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