野村監督「打線が暗い」好機で3併殺

 「交流戦、オリックス3‐1広島」(23日、ほっと)

 赤ヘル打線が、オリックスのエース・金子にまたやられた。九回にキラが平野佳から5号ソロを放ち、今季4度目の完封は免れたが、広島は八回まで金子から得点を挙げることができなかった。

 昨年5月18日のマツダスタジアムでも8回4安打1得点で敗れた。苦戦は覚悟していた。それでも初回から2四球で2死一、二塁と好機をつかんだ。三者凡退は六回だけ。四、五、七、八回と4度も無死から安打を放った。しかし、3併殺もあって得点に結びつかなかった。

 特に2点を追う五回、木村、石原の連打に前田がスリーバントを決めて1死二、三塁と好機を広げた。しかし、1番梵が遊ゴロ。三塁走者の木村が本塁を突いたが、伊藤のブロックで足がベースに届かなかった。続く菊池も一ゴロに倒れた。

 交流戦3連敗スタートは、決定打不足が目立つ。野村監督は「現状として僕はなんとも思ってないんだけど、打線の雰囲気が暗い」と指摘した。交流戦前の巨人戦では、猛打で2勝1敗と勝ち越したばかり。長いシーズン、打てないときもある。

 指揮官は決して暗くない。「相手のエースに手も足も出なかったわけじゃない」と、金子から7安打を放ったことを前向きに捉えた。連敗脱出は打線の奮起を待つしかない。

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