大瀬良6回自責0 野村監督「合格点」

 「オープン戦、西武2‐3広島」(19日、西武ド)

 広島のドラフト1位・大瀬良大地投手(22)=九州共立大=が先発し、6回4安打2失点(自責点0)と好投した。生命線の直球に加えて、課題だったカットボールの修正にも成功。走者は背負っても要所を締めて粘った。シーズン開幕に向けて「これからは少し安心できる」と手応えを口にした。

 六回を投げ終えた大瀬良は、真っ先にベンチ前に戻り、帽子を取って野手を出迎えた。表情に、安ど感がにじみ出ていた。

 「これまでもどかしかった。どうしたらいいのか、考えながらやってきた。今日は良かった。これからは少し安心して調整できる。最低ラインには達した。修正ポイントはまだあるので、もっといい投球ができる。突き詰めて調整したい」

 三回は失策と四球などが重なり無死一、三塁から、木村を狙い通り直球で空振り三振に抑えガッツポーズ。その後、秋山の犠飛、浅村の中越え二塁打で2点は許したが、四回以降は危なげなかった。最速149キロの直球と140キロ前後のカットボールを軸に、スライダー、チェンジアップを織り交ぜた。

 12日・阪神戦では、真ん中に入るカットボールを痛打され、5回3失点。この日は「左打者の内角に投げたり、本来の使い方ができた。変化球の中では頼りにしている球なので」と胸を張った。

 野村監督は「直球は良かったし、この内容なら合格点。6回87球だった球数も合格点」と、「合格点」という言葉を連発した。

 これまでのオープン戦は、制球など細かいことを意識するあまり、結果が出なかった。しかし「今日は自然に自分の投球をしようと思えた」。恩師の九州共立大・仲里清前監督から「自分をそのまま出せばいい」とアドバイスされたことがあった。それを試合で生かした。

 次回登板は26日のウエスタン・オリックス戦(由宇)の予定だが、これまで登板2日前に行ったブルペン投球を、「できるだけ多く投げたいので」と、大学時代同様に3日前と2日前の2回入る調整法に変更する。さらなる原点回帰で、4月2日・ヤクルト戦(マツダ)が濃厚なデビュー戦に向け、弾みをつける。

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