大瀬良、変化球を初披露「まだまだ」

 広島のドラフト1位、大瀬良大地投手(22)=九州共立大=が20日、廿日市市の大野練習場で2度目のブルペン入りし、変化球を初披露した。18日の初ブルペンでは直球だけ21球だったが、この日はカーブ、スライダー、カットボールも織り交ぜて50球投げた。

 九里、一岡を両脇に従え、真ん中のブルペンで投球を開始した。前回に続き、捕手を立たせた状態だったが、今回は初めて変化球を投げ、球数も前回を大きく上回る50球。さらに右打者の外角を狙った投球で「横の角度の確認」もした。

 自分と同じ新戦力が両隣で投げていたことには、「横目で気にしながら投げた」という。その影響か、力を入れた直球が大きく高めに浮き上がる場面もあった。「何球か力を入れたけど、ばらける感じがあった」と苦笑いを浮かべた。

 山内投手コーチが視察に訪れていたが、「ちらっと見ただけ」と意識しないようにした。その期待の即戦力右腕の投球を見守った同コーチは「腕の振りがよかった。馬力型だね」と満足そうだった。

 次回のブルペン入りは22日の予定。「腕を強く振る感覚がまだまだですね。それをもう少し詰めていって、真っすぐ(の精度)を高めたい」と大瀬良。大物ルーキーらしく、冷静に課題を確認していた。

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