大竹30歳の誓い!チームの連敗止める

 広島の大竹寛投手(30)が21日、チームの連敗ストップを誓った。チームは現在3連敗中だが、22日の西武戦(西武ドーム)で粘り強い投球を目指すことを宣言。この日30歳の誕生日を迎えた右腕は「自分の投球でチームが勝てるようにしたい」と力強く言った。

 ついに30代に突入した。「別に昨日、今日で変わりないですよ」と言いながらも、「ついに30歳になったなという感じ。(思い描いた30歳は)もうちょっとやせているイメージだったけど」と笑わせた。

 投手陣は20代の選手が多いだけに、自らが先頭に立って引っ張る自覚はある。ただ口ではなく行動で示したいタイプ。「真剣に野球に取り組み、後輩に見てもらって刺激になれば」という思いが強い。

 行動で手本を示すためにも、試合でぶざまな投球はできない。「西武打線はいい。若い選手が多い打撃のチーム」と警戒しているが、自信がないわけではない。前回登板した15日のソフトバンク戦では、積極的に打ちにきた相手に対し、低めの投球で翻ろう。6回2/3を投げて無失点だった。その経験を踏まえ「低めのストライクゾーンで辛抱強く打ち取りたい」と青写真を描く。

 チームは3連敗中だが、大竹自身は4連勝中と絶好調だ。「チームは連勝の後、連敗しているけど、明日(22日)自分で勝って、また次の日も勝てば連勝になる」と前向き。地元・埼玉で自らを祝う30代初勝利をつかみ取る。

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